2011-03

震災直後、テレビのモニターから流れる映像は漠然と恐ろしく、被災された方々は言葉を失っておられ、京都に住む私は一体何が起こってしまったんやろうかと、気持ちがおろおろするばかりでした。東北に住む私の友人は3人。1人はすぐに携帯のメールやりとりができ安堵したものの、残り2人は携帯のアドレスを知らなかったり、少し距離があったり…もし大きな被害にあっていたら私が安否を確認したところで何ができるんやろう、連絡をするのも、無事を知って私が自己満足したいだけとちがうやろか、と、無力におろおろしていました。
その2人も無事だったことを知り…どこかにいる神様に手をあわせました。

最近は、言葉を少しずつ取り戻された被災者の方々のご様子がモニターから流れてきます。リアルです。揺れすら感じなかった私にも、震災が漠然としたものではなくなりました。
感情がリアルに伝わってきます。私に何ができる、出来ないではなしに、ただ、大切な方や故郷を失われた方々の苦痛が伝わってきて、涙がでてきます。
一緒に涙を流したからといって、人知を超えた、残酷な猛威に直面された方々の苦痛が和らぐ訳でもないのに。

　　　　
今日も御所では春の花がまたひらきました。早春の花もまだ凛としています。
もうすぐに、暖かくなります。　

一昨年、友人の命が生死の淵にあったとき、私はやはり何もできず無力だったのですが…ただただ、筆を持ち、祈るように描いていました。
同じ絵描きの友人だったから、そうしているのだと思ってました。
でも、今回もやっぱり強く、描くことと祈ることは結びついてます。
私にとって、とても近い行為だったことに気が付きました。

子供たちの作品は光に満ちています。
　
お仏像とお寺。なんだかほんとに救われそう…
　
千秋ちゃん、いよいよ大学生やね！おめでとう！！
こんな仏さまを生みだせるちーちゃんなら、きっとあなたが憧れている緒方貞子さんのような女性になれるよ（＾ｖ＾）

みんな、いつもわんこたちをかわいがってくれてありがとう！
　　　
たま、はなも、昨日で無事に1才になりました。（あ、写真は2、3カ月くらいの時のですが(^_^;)）
超未熟児で産まれたときは雛鳥みたいやったこの子たちも無事にりっぱなチワワになりました！

そういえば…東京に行くと私は空に救われます。
　
　町の真ん中から富士山だってみえます。

同じ小さな国の北の方では日常が失われたというのに、関西圏に住む私達は変わらぬ生活です。もどかしいです。
被災された地域の方々の心の平穏を、日常が突如闇に包まれた方たちに光が戻ることを、ただ祈ることしかできません。

離れた地域の私たちにできることは、頑張って地に足をつけて生きること。

私にできることは、アトリエの子供たちと作品を生み出せる時間を楽しむこと、そして精一杯の誠意で感じた色や形をしっかり私の画面にのせて描いてゆくこと。

復興のお手伝いとははるかに遠い所作のようですが、どこかでつながることを信じています。
穏やかな生活、穏やかな風景が戻るまで、根気づよく一緒に頑張ります。

何があっても、皆に等しく新しい季節は訪れます。

御所では毎年一番に咲くしだれ桜がほころびました。余寒が続いたためか梅もまだ咲き、桃は真っ盛りです。

春がやってきます。北上してゆき、人の心に光と笑顔をもたらしてください。

に、すっかりなってますね(^_^;)
久々になったちびっこWORKSいってみたいと思います！

大文字山＆線路のお着物デザインです☆

こんな浴衣ほしいね♪

ちなみにこの頃のはな、たまはまだ仔犬でした！もうすぐこのふたごちゃんも１才になります。
じつはお父さん犬のももたも、お母さん犬のプティも、いちおう血統書なるものを持っているので、せっかくだからちびちゃん達の血統書もとってみようと思いました。うちで繁殖するなんて、最初で最後かもしれないので…。で、その際になぜか父犬だけ横姿写真が必要なのです。いざ撮影と…何度撮ってもやっぱり舌がはみでてました…(+_+)


母子仲良しです♪たまちゃん無理がありますよね(^_^;)